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About the
Artist's Vessels

作家の器とは

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ひとつひとつが
唯一無二

Each one is unique.

世の中には、大量に作られた工業製品の食器が溢れています。大量生産の器には「使い勝手」や「均一性」などの利点があります。対して、作家の器はひとつひとつに「表情」「あたたかみ」「ゆらぎ」などの魅力があります。同じものはありません。すべて世界で一つの存在です。

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作家の器にしかない
懐の深さ

The depth of the bosom that can
only be found in the artist's vessel

大量生産の器は、重さも寸法も感触も「同じ品質に揃える」ように作られます。一方、作家の器はひとつひとつ手作りされたもの。形や手法は同じでも、それぞれに個別の表情が現れます。どちらが正解ということはありません。作家の手仕事による器には、どんな料理にも表情を与え、よりおいしそうに見せる懐の深さがあります。

“作家の器”のある
暮らしが
心を豊かにする理由

Why Living with
Artists' Vessels Enriches the Soul

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POINT 1

使うたび
育ってゆき、
愛着が深まる

作家の器はそれぞれに個性・ゆらぎがあり、
表情が違います。
器を使うときに染み込んでいく水分・油分などで
その表情はより変化し、
さらに存在感を増してゆきます。

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POINT 2

手作りの、
あたたかみ

ひとつひとつ手作りだからこそ現れる
不揃いさや不均一さは、
器に「表情」を生み出します。
実際に器を使ったとき、
より一層その味わいを体感できます。

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POINT 3

食卓が、
一気に華やぐ

作家の器が食卓にあれば、
料理することがさらに楽しくなり、
みた目にも、よりおいしく感じます。
器が「食」のひとときを、
もっとたのしいものに彩ってくれるのです。
<器のチカラ>は、そんな魅力を
多くの人に知ってほしい、
体感してほしいと考え、
”作家の器”のある生活をお届けします。

Artist Profile

作家紹介

現在、<器のチカラ>で取り扱っている、器の作家さんをご紹介いたします。

Eiichiro Tamura

徳島県鳴門市/大谷焼元山窯十代目

田村 栄一郎さん

時代と共に変化しながら、
伝統をつくってきた新しさが魅力

田村栄一郎さんは、徳島で240年以上続く大谷焼元山窯の10代目当主であり、大谷焼を代表する若手作家。九代目の跡を継ぎ、大谷焼伝統工芸士として個展やグループ展など全国で活動。大谷焼の陶芸家としては初めてミシュラン掲載店にて器を採用されるなど、世界中の料理人に愛用されています。

伝統的な大谷焼は、鉄分が多くざらりとした手ざわりが特徴。大きな甕から日常の器まで幅広く焼かれ、かつては山の斜面を利用した「登り窯」が使われていました。元山窯は、幕末時代の登り窯が国指定有形文化財として現存する大谷焼唯一の窯元でもあります。

田村さんはその伝統を大切にしながら、時代にあった“新しさ”を融合させます。

鳴門の爽やかな海をイメージした「ターコイズブルー」や、日本古来より伝わる「藍色」。吸い込まれるように鮮やかな色彩の数々は、独自に開発した釉薬など、長い試行錯誤のもとに生み出されました。

一点ごとに違う釉薬のムラや土の風合いによって出てくる色の深みに、強く惹きつけられます。

日本の自然には、美しい色がたくさん存在しているんだよ、と器を通じて自然の素晴らしさに気づかせてくれるかのよう。

「長い歴史の中、人々の価値観が変わるのは当たり前。使う用途やいろんなものも変わっていく。だから、作り手も、作品も変わらなければいけない」。200年前と同じものを作り続けるのではなく大谷焼を進化させていくことが夢だとおっしゃいます。

伝統を守り続けながら時代のニーズを取り入れ、しなやかに変化していく。田村さんの柔らかな物腰のなかには、強い意志が感じられます。

作陶歴

・2021年 四国経済産業局長表彰 奨励賞受賞
・日展 入選 2004年~2009年 6回(国立新美術館)
・日本新工芸展 日本新工芸賞(国立新美術館)
・日本新工芸奨励賞(国立新美術館)
・徳島県美術展 特選一席 特別賞 徳島県議会議長賞 2回 特選一席 特別賞 四国放送社長賞 第70回記念 特選1席 徳島市長賞 準特選3回(県郷土文化会館)
・長三賞 常滑陶芸展 入選(愛知県立美術館)
・田部美術館大賞 茶の湯の造形展 入選(松坂屋 上野店)
・有田国際陶磁展 入選(佐賀県県立九州陶磁文化館)
・国民文化祭 美術工芸部門 国民文化祭実行委員会会長賞テーブルウェアフェスティバル 佳作賞 (東京ドーム)
・第6回そば猪口アート公募展 入選(安曇野高橋節郎記念美術館)
・近畿中国四国伝統産業品展 特別企画展 徳島県知事賞放美展 第一席2回、優秀賞1回(県郷土文化会館)   他、日本新工芸展、金沢わんONE大賞、全国伝統的工芸品展入選 大谷焼陶業協会会長日本新工芸家連盟 正会員徳島県美術家協会工芸部委員 徳島県立鳴門高校非常勤講師

この作家の商品一覧

Juro Saito

静岡県伊東市/juro pottery

齊藤 十郎さん

不揃いな手仕事の面白さ、
技術と人柄が生み出す味わい深い器

身の回りのものを中心に、当店で取り扱いのあるスリップウェアやロクロ成形の磁器や陶器のほかにも、さまざまな技法に工夫を凝らした幅広い作風をお持ちの齊藤十郎さん。

「エッジが腕の見せ所」と語ります。エッジの仕上がりで、もたっとした印象になったり軽やかになったり。齊藤さんのこだわりは「エッジに少しの緊張感」をもたせること。切れそうなほど鋭敏ではないけれど、この緊張感が風格を生み、料理を格上げしてくれるとのこと。

齊藤さんの器に共通するのは、たくさんの作陶をこなしてきた作家ならではの完成度の高さに加えて、ご本人の飾り気のない人柄が見えること。

食べることが大好きという齊藤さん。料理を盛った時に美味しく見えるように、とリムの形状や余白などを計算して作られた器からは、大らかな雰囲気が漂っていて、こちらの心もなんだかほっこりしてきます。

そして、器について「面白い」という言葉をよく口にされます。真っ白だったり、正確で均一なかたちは「面白くない」。だから、素材や技法を変え、あえて作り込まないようにしているそう。たくさんの表情を見せてくれ、おなじものは一つとないのがよくわかる。手仕事らしさの光る作家さんです。

もしかしたら、私たちも同じなのかもしれません。完璧すぎる人って、スキがなくて、「面白くない」。ちょっと抜けていたり、ゆるかったりする人のほうがそばにいて楽しかったりしませんか? そんなことを思いふけってしまうような魅力たっぷりの愛すべき器が、ここにはありました。

作陶歴

・1969年 神奈川県生まれ
・1987年 自由の森学園高等学校卒業
・1993年 熊本県小代焼ふもと窯にて井上泰秋氏に師事
・1998年 鳥取県岩井窯にて山本教行氏に師事
・1999年 岐阜県朝日村にて独立
・2004年 静岡県伊東市に移転 現在に至る

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